鯛のすり身(IDDSIレベル4)
4Level 4 ペースト状
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| カロリー | たんぱく質 | ナトリウム |
|---|---|---|
| 95kcal | 16g | 280mg |
鯛のすり身(IDDSIレベル4)
IDDSIレベル4(ピューレ状・均質)| 35分 | 普通
鯛(マダイ)はタンパク質が豊富で消化に優しく、高齢者の嚥下調整食に適した白身魚の代表格です。このすり身は骨を完全に除いてフードプロセッサーで均質に仕上げ、出汁と山芋で滑らかさと結着性を高めています。嚥下調整食学会分類コード2-2(ペースト食)に相当し、スプーンで形が保てる質感を目指しています。
材料(2人分)
主体:
- 鯛の刺身用切り身(または新鮮な白身魚) 150 g
- 長芋(とろろ) 30 g
- 卵白 1個分
出汁・調味:
- 昆布出汁 50 ml
- 薄口醤油 小さじ1/4
- 塩 少々
- 酒 小さじ1
盛り付け(任意):
- 出汁あんかけ(出汁100ml+片栗粉小さじ1)
- 木の芽または柚子皮(香り付け)
作り方
すり身を作る:
- 鯛の切り身を確認し、小骨が残っていないかピンセットで丁寧に取り除く——骨の見落としは誤嚥・窒息の重大リスクになるため、光に透かして確認する
- 切り身を2〜3cmに切り、フードプロセッサーに入れる
- 長芋を皮をむいてすりおろし(または細かく切って)フードプロセッサーへ加える——長芋のムチンが滑らかさと結着性を高める
- 卵白、昆布出汁、酒、薄口醤油、塩を加え、1〜2分攪拌してペースト状にする
- 細かいストレーナー(裏ごし器)でこしてさらに均質にする——繊維や粒が残らないよう確認する
蒸し上げる:
- すり身を耐熱の器(茶碗や小鉢)に均等に流し入れ、表面を平らにならす
- 蒸し器に水を沸かし、器をセットする——器にラップまたは蓋をして水蒸気が直接当たらないようにする
- 中火で12〜15分蒸す——中心部まで均一に火が通ることを確認する(竹串を刺して透明な汁が出ればOK)
あんかけを作る(任意):
- 出汁100mlを鍋で温め、片栗粉を水で溶いて加え、中火でとろみがつくまで混ぜる
- 蒸し上がったすり身の上から静かにかける
IDDSIテスト
レベル4(ピューレ食)確認: フォークの背で軽く押すと形が崩れるが、スプーンに乗せると一定の形を保つ。チルト(傾け)テストでフォークの歯の間から流れ出ない(=フォークテスト合格)。
均質で粒、骨、繊維の断片が一切含まれていないことを視覚・触感で確認してください。
骨の安全確認
鯛は小骨が多い魚です。刺身用の切り身でも以下を必ず行ってください:
- 調理前:ピンセットで全体を確認し、触診でも骨を探す
- 攪拌後:ストレーナーでこしてから、舌で少量をテスト
- 提供前:目視で粒や異物がないか最終確認
刺身用切り身が入手できない場合は、市販の鯛の缶詰(水煮・無塩)が代替として使えますが、骨が含まれていないか必ず確認してください。
栄養メモ
1人分あたり約95kcal、タンパク質16g、脂質2g。鯛はDHA・EPAを含む良質な脂肪酸源で、認知機能や心血管の健康をサポートします。長芋に含まれるムチンは胃粘膜を保護し、消化吸収を助けます。
保存方法
蒸し上げたすり身は当日中に食べてください。保存する場合は冷蔵で1日以内。再加熱時は蒸し器で短時間(3〜5分)温め直し、電子レンジは質感が変わりやすいため避けてください。
バリエーション
- 帆立すり身:鯛の代わりに帆立の貝柱を使用——さらにクリーミーな質感になる
- ほうれん草入り:ほうれん草ピューレを10g加えて緑色を添える(鉄分補給にも)
- 生姜風味:すり身に生姜汁を少量加えると風味が増し、食欲も刺激される
⚠️ このレシピは参考情報です。食感は調理技術・食材により異なります。言語聴覚士によるIDDSIレベルの確認を受けてください。